2019-06-08
興福寺の前の道でバスを降ります。ずらっと並んでみると40名でも多いです!
すると興福寺の山門が見えて参りました。
山門の裏には「初登寶地(しょとうほうち)」と書かれたガクがございました。
黄檗宗を開いた隠元禅師が中国から初めて来山された唐寺ということで、初めて登る寶(たから)の地という意味だそうです。
現在紫陽花シーズンということで、境内にはたくさんの多種多様な紫陽花が咲いておりました。
それはちょっと撮り忘れてしまったのでぜひこの季節に興福寺さんを訪れてみてください!
荘厳な大殿にて興福寺ご住職松尾法道和尚にお出迎えいただき、興福寺の由来とその成り立ちをたのしくご説明いただきました。
その後、普茶料理をいただきます。写真にうつっているのは開梆(かいぱん)と言って木魚の原型です。
これを打ち鳴らして境内や近隣に時刻を知らせておりました。
松尾和尚に普茶料理のご説明とそれにまつわる隠元さんのお話をいただきました。
ダイニングテーブルも隠元さんが中国からもってきてくださった文化なんですね。
一人一つのお膳台でいただいていた当時の日本では、身分を問わず一つのテーブルを囲むというのはとても画期的であったそうです。
季節によって菜単(メニュー)も変わるそうです。
初めに驚いたのはお味噌汁ですね。興福寺ではお皿でいただくそうです。そしてこれが本当に美味しい。
このようにテーブルを囲んで一つのお皿をみんなで分け合うのが普茶料理だそうです。
そして上の写真は品目のごく一部ですが、甘味や水果の頃にはおなかがいっぱいになりました。
隠元さんが伝えた本場長崎の普茶料理、そして黄檗の文化をぜひ一度ご賞味くださいませ!
この笑顔です。お隣が初めましての方も多かったと思います。
ふれあいパークの皆さまと大興寺檀家の皆さまと、とても楽しい一日を過ごすことができました。
ふれあいパークも皆さまに支えられて5周年。ここにいらっしゃることができなかったふれあいパークの方々も含めると、お申し込みも600件を超えました。日頃のご愛顧に感謝させていただきながら、とても楽しい一日を皆さまと過ごせたことを嬉しく思います。
ご参詣させていただいた福済寺様、興福寺様、ありがとうございました!
これからも大興寺佐賀ふれあいパークを宜しくお願いいたします!